2016年6月4日
マガモの雛
マガモの雛が来ました。この小さな足だけが頼りです。可愛い雛に自然と顔がほころびます、見ていて癒されます。この可愛い雛たちの足が大きな仕事をしてくれるのです。田植えから一週間もすると田面に小さなヒエやコナギがびっしり生えてきます、これが除草剤を使わない有機農法の最大の難問です。発芽した雑草をそのままにしておけば稲の苗は黄緑のままで大きくなれません。びっしりと生えてきた雑草を目の当たりにすると恐怖感さえ覚えます。昔は人が腰をかがめて田んぼ中をかき回して除草しましたが今はとてもそんな事は出来ません。その仕事をカモの雛にやってもらう訳です。小さいカモですが、広い田んぼじゅうを泳ぎ回り、田面をかき回し雑草を退治してくれます。 60アールの田んぼに80羽の雛、その威力は抜群です。 カモちゃんアリガトウ!