大滝ファームのブログ

2017年5月25日

シチリアの映画、歌

イタリアのネオリアリズモの代表作とされるルキノ・ヴィスコンティの『揺れる大地』を見てきました。例のシネウィンドです。戦後間もないころのシチリア島の貧しい漁村が舞台の映画で、娯楽的な要素はほとんどありません。ラストシーンも同じくイタリアのヴィットリオ・デ・シーカの『自転車泥棒』を彷彿とさせるような絶望の中で一歩踏み出すようなラストシーンでした。映画の中にシチリア民謡が何曲か挿入されていましたが良かったですよ。昔、東京芸大の小泉文夫先生がラジオ番組で『世界の民族音楽』というのをやっていて、その中である日シチリアの民謡を紹介していました、それ以来すっかりシチリア民謡が好きになってしまいました。映画は社会派的な重苦しい映画でしたが、中で歌われたシチリア民謡は哀愁と明るさをあわせ持ついかにもシチリア的という感じの歌でした。今はyoutubeで好きな音楽が手軽に聞けますので、シチリア民謡も一度お試しあれ。

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